状況別の高級老人ホームの選び方

日本は少子高齢化が進み、総人口の4分の1以上が高齢者となっています。そのため、老人ホームの需要が高く、中でもサービスの充実した高級老人ホームは非常に人気が高いです。しかし、一口に高級老人ホームと言っても、様々な種類が存在しています。それぞれの状況によって、選ぶべき高級老人ホームの種類も異なりますので、自分に合った高級老人ホームを選ぶということが大切になってきます。

要介護度が低く、基本的なことは自分で行える人に適した高級老人ホームは「住宅型有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」です。住宅型有料老人ホームは、施設によってサービスや設備にかなり差がありますので自分に合ったところを選びやすくなっています。入居時には要介護度が低かったが要介護度が上がってしまった場合でも、引き続き介護サービスを受けることが出来るので安心です。サービス付き高齢者向け住宅は厳密に言うと老人ホームではありませんが、自由度の高い生活に加えて安否確認や生活相談のサービスを受けることが出来ます。

要介護度が高い場合には「介護付老人ホーム」を選択することになるでしょう。介護付老人ホームには「介護専用型」「混合型」などがあるため、自立した生活が難しい人にも対応しています。24時間介護サービスが受けられるので、もし何かがあった時にも安心です。要介護3以上になると、公的な施設である特別養護老人ホームを選ばなくてはならないかもしれません。